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「チョベリバ」「しもしも」バブリー語を連発、“明るい役”を演じて得られた収穫

――テレビアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』では、声優として安立ミミ役を演じていらっしゃいます。ミミは、見た目は小学生だけど、実年齢は37歳という難しい役ですが、演じてみていかがですか?

鈴木梨央ドラマや映画での演技と違って、声だけでテンションを変えるというのが難しいです。ミミちゃんは天真爛漫で喜怒哀楽が激しい女の子なので、常に200%のテンションでいかないといけない感じも大変でした。キャピキャピしている女の子だったので、日常生活でも自分の声をちょっと高くして生活していました。


――ミミはバブリーなキャラクターでもあります。SNSで反響を見ていると、16歳なのに当時の言葉を使いこなしていてすごいというコメントも。印象的なセリフなどはありますか?

鈴木梨央「チョベリバ」とか「しもしも」とか、印象に残っているものはたくさんあります(笑)。わからない言葉があったときには、すぐに調べていました。平野ノラさんのバブリーなキャラクターも参考にさせていただきました。


――キャラクターを演じるうえで苦労した部分はありますか?

鈴木梨央アフレコをしていて、監督から「もっとコミカルに!」と何度か言われたのですが、“コミカル”を声色でどう表現するか試行錯誤しました。セひと言のセリフも、どうすればコミカルになるのか、とても考えました。


――たしかに難しそうですね。

鈴木梨央ミミちゃんは、切ないシーンであってもオーバーリアクションで。“笑いのある切なさ”を表現しないといけない役柄だったので、シリアスになりすぎないように雰囲気を出すのは苦労しました。「セリフを揺らすような感じで」とアドバイスを監督からいただき、すごく勉強になりました。


――これまでも吹き替えの仕事をされていると思いますが、今回の『遊☆戯☆王SEVENS』では今までと違った部分はありましたか?

鈴木梨央キャラクターの笑いが多かったり、動きがコミカルだったり、デュエルシーンに代表されるような叫ぶシーンも多く、こういった役は初めてだったので、慣れるまでは少し時間がかかりました。「おろろろろー」とか「え」に濁点がついているセリフなど「ん?これはどういうこと?」と、日々考えながら、楽しんで演じていました。


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